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シモンズについてコービーが言及!

3月10日(現地時間9日、『news.com.au』に掲載された記事の中で、NBA史上屈指のレジェンド、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)がフィラデルフィア・セブンティシクサーズのオールスター、ベン・シモンズについて語っていたので紹介したい。

現地メディア『The Herald Sun』とのインタビューに応じたコービーは、シモンズについて「彼はジャンプショットを身に付けなきゃならない。馬鹿馬鹿しく聞こえるかもしれないが、私は本気でそう思ってる。もしこのままでは、キャリアを終える時にきっと後悔するだろう」と言及。

 コービーは昨年9月にバスケットボール殿堂入りを果たした偉大な司令塔、ジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)を引き合いに出してこう語っている。

「彼が今後成長していくためには、シューティングを改善することが必要だと思う。(キャリアの)どこかの時点で、彼はジャンパーを身に付ける必要がある。ジェイソン・キッドはリーグ入りした時、決して有能なシューターではなかった。でも彼はキャリアの中でシュート力を磨き、このリーグにおけるベストな3ポイントシューターの1人にまで上りつめたんだ」。

ルーキーシーズンにキッドが残した3P成功率は27.2%。そこから徐々に精度を高めていった
 9日(同8日)終了時点でシクサーズイースタン・カンファレンス4位の41勝25敗。ジョエル・エンビードやジミー・バトラー、トバイアス・ハリスやJJ・レディックといった実力者がロースターに並ぶ中、コービーはシモンズの働きを評価しつつ、さらなる成長を期待しているという。

「確かに、ジャンパーなしでも彼はゲームを支配することができ、長い間低迷していたフィラデルフィアという街を好位置へと導く活躍を見せている。でも、ジャンパーを身に付けることで、彼のゲームはさらに進歩することになるはずだ」とコービー。

 シモンズはアウトサイドシュートに難があるとはいえ、現時点においても攻防両面でチームにポジティブな要素を持ち込むことができる。ただ、大の負けず嫌いであるシモンズにとって、このままジャンパーを身に付けずにキャリアを終えることはないはず。

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